この記事では、pythonのinput()関数の基本的な使い方と、ちょっとした応用方法をご紹介します。
サンプルコードをコピペしながらサクサク処理を試せますので、ぜひ参考に使ってみてくださいね!!
目次
input()の使い方
まず初めにざっくりとしたイメージを掴むためにサンプルコードを見てみましょう。
# ターミナル(mac)やコマンドプロンプト(Windows)から入力を受け取る
your_word = input("入力してください:")
print("入力した文字列は", your_word, "です。")
# 出力結果
入力してください:あいうえお (←あいうえおをコンソールに入力してEnter)
入力した文字列は あいうえお です。
例として、コンソールに「あいうえお」と入力した結果を書いてみました。
実際にこのプログラムを実行すると、「入力してください:」とコンソールに表示された状態で処理が待機状態になります。
pythonのinput()関数を使う際には一つ注意点があります。
input()で入力した値はすべて『文字列型』で取得されます
つまり、input()で入力した値をそのまま計算に使うことはできません。
input()に数値を入力して演算処理を行う場合、ひと工夫が必要になります。
input()に入力した整数値で計算
input()に数値を渡して演算処理をさせる場合は、以下のようにコードを書いてみましょう。
# input()で「100」を入力して計算
input_number = int(input("整数を入力してください:"))
answer = 3 + input_number
print(answer)
# 出力結果
整数値を入力してください:100 (←100とコンソールで入力してEnter)
103
上記のように、input()を外側からint()で囲うことで取得した値を整数型に変換することで計算できるようにします。
input()に入力した浮動小数で計算
上のint()で計算できることを理解すれば、浮動小数も同じように計算できますね。
# input()で30.5を入力して計算
decimal_number = float(input("小数を入力してください:"))
answer = decimal_number * 3
print(answer)
# 出力結果
小数を入力してください:30.5 (←30.5とコンソールで入力してEnter)
91.5
小数で計算する場合は float() を使います。
input()で入力した文字列型の値を、外側から int() や float() でデータ型を変換しているだけですね。
まとめ
pythonのinput()関数の使い方と計算に利用する方法を紹介しました。
ぜひinput()関数の使い方をマスターしてくださいね。
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