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○ Pythonを独学したいんだけど、何から始めたらいいんだろう…。
○ 独学を始めてみたのはいいけど、どう進めたらいいんだろう…。
今回はこんな悩みにお応えして、初心者がPythonを独学習得するためのロードマップを5ステップで具体的に解説します。
- 学習プラットフォーム Udemy講師
- 東証一部上場メーカーでバイタル推定の技術開発に従事
- Pythonを使った業務効率化ツール開発の請負
- Webアプリケーションの個人開発
私も大学4年生の頃にPython学習を始めて、いまでは個人で案件を獲得して月数万円を稼げるようになりました。
本記事では、自力でPython習得を目指す方におすすめの学習方法を5ステップで詳しく解説します。
ぜひPython独学に挑戦してみてくださいね!!
Python独学習得までの5ステップ
まずは5ステップの全体をまとめて確認しましょう。全体像はこんな感じです。
- Pythonを学ぶ目的を明確にする
- 学習方法を決める
- 学習を継続する(←超重要!!)
- サービスやアプリを作ってみる
- Pythonを活かせる業務や案件を探す
それでは、さっそく一つ目から見ていきましょう。
Pythonを学ぶ目的を明確にする
まずはあなたがPythonを習得したいと思う理由を明確にしましょう。
- Pythonスキルを身につけてエンジニアに転職したい
- 機械学習やデータサイエンスを使いこなしてAI開発をしてみたい
- Pythonの開発案件で副業してみたい
などなど、目的は人それぞれです。
なぜ学習の目的を明確にするのでしょうか?? 目的を明確にするとどんなメリットがあるのでしょうか??
目的が明確だと挫折しにくくなる
プログラミング学習では幾度となく問題や課題にぶち当たります。
ゴールもなくただなんとなく学習を進めていると、森の道に迷ったかのようなモヤモヤ感やエラーに遭遇したときの苦痛でプログラミング学習を投げ出したくなることも多々あります。
全然コードがわからないし、自分がどのレベルにいるかもわからない…。
こうなると、プログラミング学習がどんどん苦痛になってしまいます。
はじめは
- if文を使った条件分岐の仕組みを理解する
- 学習サービスのを練習問題を〇〇個解く
- 本屋でPythonの専門書を立ち読みしてみる
など、どんなに小さな目標でもOKです。
「ゴールに近づいているんだ!!」という感覚をもって
学習すると挫折しにくくなりますよ!!
Python独学に挫折してしまった、挫折しそうという方は合わせてこちらもどうぞ
目的があると学習効率が上がる
プログラミング学習の目的がはっきりしていると、学習効率が格段に上がります。
例えば、
PythonでWebスクレイピングできるようになりたい!!
という人は、「Webスクレイピングってどんなものなんだろう?」と調べるきっかけになりますし、
学習するべき分野が明確になるので、「次は何を勉強したらいいんだろう…」と悩む時間が少なくなります。
また、「○月までに〇〇の分野をマスターする!!」など、期限を決めた目標設定もしやすくなり、ステップアップするスピードも上がっていきます。
私は『○月までにWeb開発、△月はスクレイピング、□月は機械学習に挑戦したい』と、期日を設定して目標を立てましたよ!!
学習方法を決める
Pythonを学ぶ方法はさまざまです。
参考書籍やインターネット記事、プログラミングスクールやオンライン学習サービスなどいろいろな方法で学習できます。
- 参考書・専門書籍
- オンライン学習サービス(Protate, PyQ, Udemyなど)
- YouTube動画
それぞれの学習のメリット・デメリットとともに特徴を確認していきましょう。
参考書・入門書籍で学ぶ
参考書や専門書籍での学習の一番のメリットは料金の安さと手軽さです。
初心者向けの参考書の場合、大体1500円〜3000円ほどで教材を手に入れることができます。
学習を始めるハードルが低く、Pythonが本当に自分に合っているか心配であればまずは参考書からスタートすると良いかも。
書籍を使った学習のメリット・デメリットはこんな感じ。
書籍での学習は、シンプルに『本を机に置いてPC画面を見ながら作業するのが結構大変』です…笑
とはいえ、学習できる内容としてはまったく申し分ありません。
以下にPython初心者におすすの入門書を挙げておきます。ぜひ参考にしてみてください。
おすすめ入門書① | Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ
初学者向けの入門書となっているため、Pythonを基礎から丁寧に学びたいという方におすすめです。
おすすめ入門書② | スッキリわかるPython入門
AmazonでのPython入門書ランキング上位に入る人気書籍です。
おすすめ入門書③ | 独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで
こちらはPythonの基本から業務や仕事に活かす方法までを学べる書籍です。
Pythonの入口だけでなく、一歩先に進んだ内容も学んでみたいという方におすすめです。
他にもPython初心者向けの学習本について詳しく知りたいという方はこちら!!
はじめは安価な書籍で学習してみて、わからないところはネット記事などで調べながら進めるのオススメですよ!!
オンライン学習サービスで学ぶ
実は、初心者にもっともおすすめなのがオンライン学習サービスを使った学習方法です。
有名な初心者向けの学習サービスとして『Progate』や『PyQ』、『Udemy』などがあります。
Progate | プログラミング学習が初めてなら
Progateは完全初心者向けのプログラミング学習サービスです。
Python以外にもHTML, CSS, JavaScriptなど豊富なプログラミング言語の基礎をしっかり学べる優良オンライン学習サービスとなっています。
私もプログラミング学習はProgateからスタートしました!!
- 解説のスライド資料がわかりやすい
- 練習問題を解きながら進められるから理解度を確認できる
- 最低限のプログラミング知識なら無料で学べる
Progateを始めてみてもっと深く学んでみたいと思ったら、月1078円でさらに豊富な学習コースから学ぶこともできますよ。
まずは1〜2ヶ月ほどProgateでプログラミング学習の基礎を固めて少しずつ学習レベルを上げる方法がおすすめ。
\プログラミング学習が初めての方におすすめの学習サービス!!/
PyQ | Pythonに特化した学習サービス
ある程度プログラミング学習へのハードルが下がってきて、Pythonについてもっと詳しく学びたいという方にはPyQがおすすめ。
私もPythonに興味を持ってからはPyQで学習しました!!
- Pythonの基本から機械学習やWeb開発まで学べる
- 完全オンラインでいつでも好きな場所で学習できる
- 豊富な練習問題で実践的なPythonの知識が身に付く
Pythonを基礎から応用まで幅広い分野を月3040円で学習できます。
Pythonの基礎スキルをほとんどPyQで身につけました!!
私の場合は5~6ヶ月ほどですべての学習コースを修了しましたよ!!
\Pythonをより深く学びたい方におすすめの学習サービス!!/
Udemy | 専門分野を集中的に学ぶ
データサイエンスやWebアプリケーション開発などの専門分野だけを集中的に学びたいという方はUdemyがおすすめです。
Udemyはオンライン動画学習プラットフォームで世界中のエンジニアが学習コンテンツを提供しています。
Python学習においては2000件以上の学習コンテンツがあるので、自分が詳しく学びたい分野だけを選んで集中的に学ぶことができます。
- ハイレベルな専門分野を集中的に学べる
- 学習コンテンツがどんどんアップデートされる
- スクールと異なり、学びたいタイミングだけ料金が発生
Udemyは他のオンライン学習サービスと比べて料金がやや高めですが、「学習コンテンツの品質が良い!!」と多くのユーザから高評価を得ています。
Python関連の学習コンテンツだけでも世界中でおよそ330万人のユーザが利用している人気学習サービスです。
\さまざまな専門分野を良質な学習コンテンツから学べる!!/
学習を継続する (超重要!!)
3つ目のステップはプログラミング学習の習慣を身につけることです。
このステップを見て、こんなふうに感じた方もいるかもしれません。
なんだ、そんなの当たり前のことじゃん…。
しかし、Pythonに限らずプログラミングを習得するうえでもっとも難しく、もっとも大切なのが
学習を継続すること
なんです。
どれだけ勉強が得意な人であっても、短期間の独学で実践レベルのスキルを身につけられる人はほとんどいません。
それに、エンジニア業界においても『プログラミング独学における挫折率は90%以上』とも言われていて、プログラミングの独学に失敗するのは当たり前と考えられているんです。
プログラミング学習では挫折しやすいポイントが多くあります。
- どれだけ調べてもエラーがまったく解決できない
- 仕事や学校が忙しくて、学習を先延ばし・後回しにしてしまう
- PCの前に座ってPython学習するつもりがついついネットサーフィンしてしまう
このように、プログラミング学習における挫折ポイントを思い浮かべると、どんどん出てきます。
まずは少しでも学習に対するハードルを下げてPythonに触れる生活を当たり前にしましょう。
はじめは難しいコードが理解できなくて大丈夫!!
ある程度、Pythonの基礎レベルが身につくと難しいコードにも粘り強く向き合えるようになっていきますよ!!
焦らず着実に学習を継続していきましょう!!
どうしてもエラーが解決できなくて辛いときは
エラーについてどれだけ必死に調べても解決方法がわからない…
というときは相談サービスを活用してみても良いかもしれません。
人間が何かを続ける上で一番苦しみを感じるのは、
自分がまったく前に進めていない…。成長できていない…。
と感じてしまう時なんです。
(参考 : マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力)
一時的にでも現状を突破するために、MENTAやSAMURAI TERAKOYA
有料ではありますが、経験豊富な現役エンジニアが初心者のつまづきやすいポイントを理解してわかりやすく解決してくれます。
どうしても無理だ…。というときは一度活用してみるの一つの手です
基礎学習はいつまでやればいいの??
プログラミング学習に関する質問でよく見かけるのが『基礎学習をどれくらいまで続けるか』というものです。
私が目安にするのは、
ネット記事のソースコードを読んで、
なんとなくプログラム動作のイメージがわかる!!
と感じられれば、基礎学習から次のステップに進んで問題ありません。
プログラミングを学ぶ上で重要なポイントとして、
プログラミングはあくまで何かを作るための道具・手段
でしかないので、いくら完璧にしたところで何も作れなければ意味がありません。
ある程度学習が進んだら、どんどん次のステップに挑戦していきましょう。
サービスやアプリケーションを作ってみる
Pythonの基礎をある程度使いこなせるようになったら、なるべく早めにサービスやアプリケーションの開発に挑戦してみましょう。
なぜ早めにサービス・アプリケーション開発を経験した方が良いかというと、
上でも述べましたが、Pythonはじめプログラミング言語はあくまで『何かを作るための道具』であるからです。
学習に対する捉え方を変えて、
Pythonを『学ぶ』という視点から『使う』という視点へ
移行していきましょう。
Pythonで開発できるサービスやアプリケーション
そもそもPythonを使うとどんなものを開発できるの??
Pythonで開発できるものの代表例は以下の通りです。
- 機械学習・人工知能
- Webサービス・アプリケーション
- スマホアプリ
- Webスクレイピング
- メール・SNSの自動操作
- 画像認識・音声認識
- 組み込み型アプリ(ラズベリーパイなど)
Pythonでできることについてもっと具体的に知りたい方はこちら!!
PythonはAI開発のイメージが強いかもしれませんが、他にもできることはたくさんあります。
まずはあなたが興味を持ったものをどんどん開発してみましょう。
サンプルコード・ソースコードの調べ方
エンジニア向けの情報共有サイト『Qiita』などで調べてみると良いでしょう。
上記のように、開発したいキーワードで検索すると膨大な量のソースコードが出てきます。
アプリケーションを開発するたびに少しずつレベルアップするのを実感できるはず!!
できれば、作ったサービスやアプリケーションを公開していきましょう。
自分の開発ポートフォリオとして、フリーランス活動や副業で案件を獲得する際に役立ちます。
Pythonを活かせる業務や案件を探す
独学の最終ステップは、報酬を得る経験をすることです。
他者のために実務として自分のPythonスキルを活用して対価を得る、という経験は非常に貴重です。
Pythonで開発したものが誰の・どんなことに役立つのかを考える良いきっかけになり、さらなるスキルアップにつながるでしょう。
ここまでできるようになったらPythonを独学マスターできたと言って良いでしょう。
案件はどこで探せばいいの??
エンジニアのスキルを必要とする業務案件を扱うサイトはいくつかあります。
ランサーズ
ランサーズには初心者向けの案件も豊富に揃っているので、初めは報酬単価が低いところから実績を積んでいきましょう。
クラウドワークス
クラウドワークスは570万件の仕事発注数を誇り、ユーザ・国内シェアNo.1のサービスです。
有名企業も外注を利用する大手のクラウドワーカーサービスとなっています。
Pythonの案件で得られる報酬はどれくらい??
案件のレベルにもよりますが、大体1万円〜50万円が相場となっています。
開発できるサービスの難易度が上がれば、報酬額も高くなっていきます。
まとめ
プログラミング学習初期はなかなかゴールがイメージしづらいと思います。
まずは小さなところからステップを一つずつ着実に進めていけば、自然とレベルアップできるはず。
自分の成長を楽しみながらPython学習に励んでみてください。